戦国新報
 
 
平成20年 前期
【 H20.3.9】
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企業は人材と言うが・・・
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 今の時代企業は人なりと言うが、どんな立派な会社でも人材がいなければ、機械は動かず生産は止まってしまう。たとえ人材がいても上手く活用しないと思うような成果が上がらないと思うが・・・。
 戦国の世、各大名達は自分の国を守るために、領民から重い税金を集め膨大な資金を投資して大きな「城」を造るのが当たり前だった。 だが「風林火山」で有名な武田信玄は生涯城を造らず国を守るるのは人材にあると、人材育成に資金を投資した。「人は城、人は石垣、人は掘り、情けは見方、仇は敵なり」と言う有名な言葉である。
 今の世にあてはめれば「人は企業、人は機械、人は資金、コミュニケーションは見方、ワンマンで聞く耳持たないのは敵」であるような気がする。会社の躍進はスタッフ全員の意見を適切に出し合い、自分の担当の業務に一生懸命頑張ることが大事なような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】