戦国新報
 
 

平成24年 前期
【 H24.2.19】

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謙信曰く、必死になれるか

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 人は必死になれば、考えられないような力がわいてくる。すると周りの人達も感動して力をかしてくれると思うし仕事も好転していくような気がするが…。

 戦国の世、戦いの時大事なのは「死ぬ気」で行動に出られるかどうかにかかっている。その一途の思いが勝敗を決する。また、敵を打ち倒すことができないのではないかと思われる戦いでも「死ぬ気」になれば良い知恵がわいてきて、絶好の突破口が見えてくると、全軍の前で上杉謙信は言った。

 いつの世も、仕事にかかる前から腰を引いていると、物事を成し遂げることはできないと思う。何事も必死の覚悟でやり通すことで、物事が好転していくような気がするが、なかなかむずかしい。


【文:高田 金道】