戦国新報
 
 

平成24年 前期
【 H24.3.25】

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勢い

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 最近は「師」を選んで弟子入りするという話が聞かれなくなった。時代の流れなのか、昔は何かを学ぶために「師」を選んで弟子入り、修業するということがあったのだが…。

 戦国の世、信長の弟子として優秀であった、秀吉と光秀。同じ弟子でも考え方は対照的だった。師匠信長の持っているまったく反対の才能を、それぞれが受け継いでいた。

 師匠信長を超えるような二人が争ったのが山崎の合戦である。この時の光秀の計算された作戦は完璧であったが、その計算をまったく無視するかのように行動を起こした秀吉に完敗したのである。この勝負は計算だけではなく、計算をくつがえす「勢い」にあった。

 いつの世も、何の仕事でも同じで、計算も大事だが、行動力とヤル気を持つことによって勢いもつくような気がするがなかなかむずかしい。


【文:高田 金道】