戦国新報
 
 

平成25年 前期
【 H25.6.16

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気迫

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 部下に仕事を任せる事は必要だが、一方でいつでも上司は率先して手本を示すぐらいの気迫を持っていなければならないと思うのだが…。

 戦国の世、信長が一番良い例ではないかと思う。秀吉とか光秀とか勝家とか、各武将達に軍をあずけて各地を攻略させたが、信長はいざという時は、あの今川義元との桶狭間の戦いの時、単身先頭に立って討って出たように、いつでも率先して戦いにのぞもうという気迫を持っていた。それを部下達も強く感じ、「信長の心、我が心」として戦ったようだ。

 いつの世も、部下も上司の気迫を感じ取って、自分は上司に代わって仕事をしているんだという気迫を持って取り組む事で、成果も上がり良い結果が生まれてくるような気がするが、なかなかむずかしい。(平成二十五年六月十六日)

【文:高田 金道】